導入事例

学校における教室の換気の新提案!扉や窓を開けない換気方法とは?

はじめに

新型コロナウイルス感染対策のために、教育における学校、塾、習い事等の施設では3密対策(密集、密接、密閉)への対応が講じられている。閉鎖された空間に大人数が集まらないために分散登校が講じられ、さらに教室内ではソーシャルディスタンスで生徒同士の距離を確保しながら、扉や窓を常時開放し換気対策を行っているかと思います。しかし、今日のように冬の寒さが本格している一方で、換気の徹底は推奨されており、常時空気の通り道を確保しておくことが必要ですが、同時に生徒や教師の方々の健康状態に非常に影響を及ぼす問題となっております。

文部科学省:学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2020.12.3 Ver.5) https://www.mext.go.jp/content/20201203-mxt_kouhou01-000004520_01.pdf

そこで、扉や窓を常時開放することなく室内を清潔な空気で循環させる方法とは何かをご紹介させていただきます。

一般的な換気システムとは?

一般的に住宅用に使用されている換気システムは第三種換気システムです。こちらは、給気口から自然に給気を行い、排気はファンで機械的に行います。システムとして、給気口を設置するだけなために、安価な設置コストと電気代を抑えられるために採用されています。しかし、花粉症対策や冷たい外気を遮断するために給気口は閉鎖されがちであり、その結果室内には汚染された空気が滞留してしまうというデメリットが付随しています。そのため、換気不足の部屋が出来てしまい感染リスクが高まってしまうのです。

換気システムには第一種換気と第二種換気もございます。第一種換気は入口である給気口・出口である排気口の双方にファンなどの機械換気装置をつける方式です。機械により、空気の循環を効率良く計画的に換気ができます。設備投資コストと24時間換気のために電気代も多額となっております。第二種換気は給気はファンで機械的に行い、排気は排気口から自然に行います。第二種換気は正圧になるために、一般的な木造住宅では多くの湿気を含んだ空気が急激に冷やされて、結露を起こす可能性が非常に高くなります。

第三種換気への対応策とは?

第三種換気を辞め、気密性が高い第一種換気に変更することは非常に難しいかと思います。そこで、第三種換気システムでも可能な新型コロナウイルス対策と健康を保つ両方を実現させる方法をご紹介させていただきます。

空き部屋の活用

感染対策を取りながら、寒さに適応する方法として空き部屋の活用があります。こちらは使用する部屋は常時換気扇を運転し、排気を徹底します。一方で、空き部屋では暖房機器を使用して外気を暖めます。このようにして、暖めた外気を使用している部屋に流し込み空気を循環させる方法です。

窓を開けないecowin air-Unitでの換気

空き部屋を活用する方法は、本日からでも取りかかれる非常に簡単な方法です。しかし、電気代の高負担やそもそも部屋が暖めるまで時間がかかってしまうという問題点がございます。そこで、今回ご紹介させていただきます商品は「ecowin air-Unit」です。こちらの商品を既存の給気口に装着するだけで扉や窓を開けずに快適な室内環境を手に入れることが出来ます。さらに、熱交換機が外気を45℃程度まで加温・除塵します。給気ファンをonにすることで加温された新鮮な空気を部屋の中に供給することが出来ます。高性能かつ高耐久に優れた「ecowin air-Unit」で健康的かつ快適な室内環境を実現させませんか。ぜひ、導入のご検討をしていただければと思います。

新鮮空気の室内換気