導入事例

接触感染対策!病院の日常清掃の効率化

現在、新型コロナウイルスの感染対策のため、病院では検温、アルコール処理はもちろん、日々徹底した清掃が行われております。特に院内に新鮮な空気を取り入れるため、エアコンの手入れは不可欠です。しかし、清掃活動といっても、ベッドの下、カーテンレール、エアコンの吹き出し口、フィルター、照明器具等に埃が溜まっていないかをよく点検する必要があり、このような清掃の中で、毎日エアコンの清掃をすることは厳しい部分があります。

そこで、今回日常清掃の効率化を図ったK大病院をご紹介したいと思います。

K大病院「MRSAなどの接触感染対策マニュアル」

ベッドの下、カーテンレールと院内には、患者様、看護師様、お医者様が手に触れる箇所が多く、日々清掃を徹底しています。環境内に分布するMRSAが関与する感染経路としては医療スタッフの手指を介しての感染が最も考えられますが、その他として空中に舞い上がる浮遊菌も上げられます。そのため、菌は埃とともに舞い上がるので、湿式で丁寧な清掃が大事です(※1)。流行病棟において空気中のブドウ球菌数をシーツ交換の前後で経時的にエアーサンプラーを持ちて検討した結果、MRSA分離患者数に相関して空気中より高頻度にMRASAが分類され、そのブドウ球菌数が占める率は4~30%でした(※2)。
※1:MARSAなどの接触感染対策マニュアル Ver.1.0 17 – 4-, 17-5より抜粋
※2:日本内科学会雑誌 第81巻 第10号・平成4年10月10日(24)より抜粋

簡単取付・交換のecowinフィルター

そこでecowinフィルターでは、付属の取付テープを使用して、吸気口の外側に取り付けます。ecowinフィルターを取り付けることで、室内の空気洗浄効果が高まり、空気中の埃に付着したウイルス類を殺菌し、感触を抑えることが出来ます。その結果、室内のウイルス蔓延防止対策に繋がります。またその他のメリットとして、①外付けフィルターにより、内側にあるプレフィルターが汚れにくくなりメンテナンスが容易になる。②エアコンの吸気口に貼るだけでフィルターが埃をキャッチしてくれるのでお掃除が楽になる。などがあります。

まとめ

シーツの入れ替えなどの際に菌は埃と共に舞い上がるため、エアコンによる換気は必須となります。エアコンの清掃・交換は非常に時間がかかりますが、ecowinフィルターなどのシートを使用することで、空気感染も抑えることができ、業務の効率化も図ることが出来ます。

ぜひ、病院の施設でウイルス感染対策を考えている際はecowinフィルターをご検討ください!